2012年4月27日金曜日

キタハラの連載情報<顔の見えるエネルギー ロコ・エネの種をまこう>


昨年9月にあざみ野ぶんぶんで開催した、鷺沼のマイクロ水力発電所の見学会。ジアスニュースで、キタハラが詳しく、マイクロ水力発電の今後の展望や、技術的な話も含めて書いております。

30回:我が家のご近所発電所。水道が電気をつくる!?
駅近、小学校に隣接したマイクロ水力発電所----東京発電の鷺沼発電所

お母さん向けに分かりやすい中島美穂の森ノオトのレポートも、あわせてご覧くださいねー!
http://morinooto.jp/morijoho/reuse/post-194.html


2012年4月20日金曜日

いま、基本委員会ではどんな議論がおこなわれているのでしょう?


経済産業省 資源エネルギー庁の 総合エネルギー調査会基本問題委員会。ここでいま、新しいエネルギー基本計画についての議論がおこなわれています。
かなり厳しい、ギリギリの議論が展開されていますが、いまは、2030年時点の電源構成について、原子力発電所の比率を、0%、20%、25%、30%程度の4つの類型にまとめ、国民的議論を求めていく方向とのことです。

基本問題委員会では、すべての回の議事録や、配布資料、録画映像を公開しています。

また、意見募集のサイトもあります。


2012年4月13日金曜日

「エネ女」女性の視点からエネルギーを考える 参加レポート


「お母さん版エネルギー基本計画」のプロジェクトは昨年10月には構想が始まったものの、実はこれまであまり手をつけられていませんでした。
2010年に策定された現行案の読み込み、また、「総合エネルギー調査会基本問題委員会」のUstream傍聴、資料などもあまりに膨大で、「お母さん」含めた一般の方々に、どのようにわかりやすくかみくだいて伝え、またどのようにシェアをしていけばよいのか、課題がたくさんありました。

よし、これならできる! と感じたのは、今年131日に開催された、基本委員会の委員でもあり環境ジャーナリスト・アクティビストの枝廣淳子さん主催の「女性の視点からエネルギーを考える ~エネ女の集い」に参加したことが大きなきっかけになりました。

その時の感想は、キタハラ個人のブログではありますが、こちらに記しています。

エネルギーを考えるために必要な観点と、そのために必要なデータを検討し、エネルギー関係の仕事や活動をしている人と、これから勉強しようとしている人の2つのグループにわかれ、ディスカッションをおこないました。

最終的に出てきた意見は、「詳しい人」「これから勉強する人」ともに共通点が多く、違いは語彙の豊富さや裏付けとなる根拠・データが添えられているかどうか、くらい。同時に、人口の半分を占める女性の視点が、これまでのエネルギー政策に生かされてこなかったこともはっきりしました。


枝廣さんの「幸せ経済社会研究所」のサイトに、「エネ女の集い」の詳しいレポートが掲載されています。

また、3月には、「若者の視点からエネルギーを考える~エネ若の集い」を開催した枝廣さん。若者の視点もあわせてぜひ!

2012年4月6日金曜日

4月24日(火) お母さん版エネルギー基本計画 プレミーティングのご案内



あざみ野ぶんぶんプロジェクトの、2012年前期のテーマは「お母さん版エネルギー基本計画をつくろう!」です。

あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、この春、お母さん(=生活者)の視点でエネルギーを考え、子どもたちにどんな未来を残していきたいのかを語り合い、提言をする「お母さん版エネルギー基本計画」プロジェクトをスタートします。

「エネルギー基本計画」とは日本のエネルギー政策の柱です。2010年度に政府が決めた現行案では3つのEが掲げられています。

1:エネルギーセキュリティ:Energy security
2:温暖化対策:Environment
3:効率的な供給:Economic efficiency

この視点から、供給が不安定でCO2を多く排出する化石燃料への依存を減らし、そのかわり、「準国産エネルギー」である原子力発電で、総発電量の50%をまかなおうという方針で、2030年度までに少なくとも14基以上の原発を新設する計画がたてられていたのでした。

しかし、3.11の東電福島第一原発事故でその前提は崩れ、現行の「エネルギー基本計画」は白紙に。いま、経済産業省の「総合エネルギー調査会基本問題委員会」で、この夏を目処に策定する新しいエネルギー基本計画について議論されています。


そこで、、、

「お母さん版エネルギー基本計画」をつくるために必要な要素……
・経済成長率(GDP)とエネルギーの需要
・エネルギー需要を満たすための供給の内訳
・今後の日本の人口と産業構造の展望
などのデータを読むチカラを身につけ、そのうえでどんなエネルギーの未来を切り開いていきたいのか、みんなで語り合います。

1回の勉強会は、424日(火)に開催。その後、5月、6月に内容を深め、7月にまとめ、8月には政府への提出を目指します。


<あざみ野ぶんぶん勉強会のご案内>
日時:424日(火)
10:0012:00
場所:アートフォーラムあざみ野
セミナールーム3
参加費:1000
定員:30

あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、「お母さん=生活者」と位置づけています。お母さんに限らず、この地域に暮らすすべての生活者のご参加を歓迎します。

アートフォーラムあざみ野には託児があります。3日前までの申し込みが必要となりますので、ご自身で直接ご連絡ください。

お問い合わせ、お申し込み先
ソワ店頭でも承ります。
045-904-1286


お母さん版エネルギー基本計画について、facebookページでエネルギーに関する情報を掲載しています。こちらをご確認ください。

2012年4月3日火曜日

今後のぶんぶん活動について


あざみ野ぶんぶんプロジェクトでは、昨年4月中旬の結成以降、これまでかなりのハイペースで、上映会、勉強会を続けてきました。
6月のプレ勉強会、630日・71日のミツバチ上映会、7月の上映会シェアリング、8月の鎌仲監督講演会のビデオ上映、9月の鷺沼発電所見学、10月の山崎誠さんとの対話、11月のおひさまファンド永田光美さん勉強会、1月のふくだ峰之さん対話、2月の六ヶ所・ヒバクシャ上映会……

実行委員全員、集中して、団結して、がんばってきました(!)。
そして、1年を経て、今後の活動を、一つひとつ確実に、ていねいに落とし込んでゆこうと、活動方針を決めました。

『ミツバチ』上映会後に、鎌仲監督に「3年はがんばって続けて。3年続けば本物になる」と、励まされました。その言葉が私たちの中で燃え続けています。一方で、それぞれ本業や主婦業・母親業が忙しいなか、活動そのものを持続可能にしていくためには、スローシフトしていく必要性を感じています。

3月以降は、34カ月に1テーマに取り組み、プレ、本番、アフターという感じで、準備とふりかえりに重きを置き、一つひとつの学びのテーマをじっくり醸成していきたいと考えています。各テーマとスケジュールについては、ブログ等でアップして参ります。

本年3月から8月までは、「お母さん版エネルギー基本計画」をつくろう! をテーマに活動します。
3月に実行委員会で一度プレ勉強会を開催しました。そして、4月は一般公募での勉強会をおこない、宿題・課題を持ち帰りながら、5月に全体のディスカッションをおこないます。6月にふりかえり、7月にまとめをおこない、8月に政府への提出を目指します。

後期の活動は、「動いてみよう、つくってみよう、自然エネルギー」。
自分たちで太陽光発電などをつくって発電し、運用するまでのプロジェクトです。9月以降を予定しています。ワークショップ形式で、実際に手を動かしてみます。

詳細は本ブログとメールマガジンで発表いたします。